理研ビタミンの統合報告書を読んでいて気になったことの備忘録
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> 天然ビタミンAの製造から始まりました
との記載があったが、なぜビタミンAを製造しようとしたのだろう。
こんな論文を見つけたので読んでみる。
・日本の天然ビタミンA産業開拓の歴史
https://www.jstage.jst.go.jp/article/vso/79/2/79_KJ00003504693/_article/-char/ja/
目を通してみたが、「そもそもなぜ製造」の部分は見えなかった。
研究の発端となった理由は何なのだろう
当時ビタミンA欠乏症が問題になってたのか、と思い調べてみたが
そのような事実も特に見当たらなかった。(ビタミンB1と脚気の話題は数多くヒットするが)
以下は知識をかいつまんだ上での推測に過ぎないが一応備忘録としてメモ。
・上記論文によると、1922年に初めての産業化がされたとこのこと。
・記事を見ると、ビタミンの発見が1915年であったらしいことがわかる。
http://www.mac.or.jp/mail/110401/02.shtml
ビタミンの発見(1915年)→ビタミン研究が盛んに→ビタミンAの研究が盛り上がる→
研究成果が出たので産業化しようのような流れであって、社会問題が背景にあってとかそういうことではないのだろうというように見えた。